From Yumi
バレンタインの贈り物「愛のアンソロジー」
今年のバレンタインデーは、特別な日となりました。
CD「Anthology 〜愛のアンソロジー」のリリース記念日となったからです。
私にとって、セルフプロデュース第2弾となるこのアルバムには、数々の愛に満ちた曲が詰まっています。
自然に対する愛、家族へ、神様へ、そして大切な人へ…。どれほどの愛が様々な音楽に込められてきたことでしょう。そのような中から、私が選びに選んだ素敵な曲を、大切な音楽仲間の皆さんと心を合わせて演奏したアルバム、それが「愛のアンソロジー」なのです。
共演してくださったのは3人の素敵な男性方。
ギターの荘村清志さんは、仲間とお呼びするにはおこがましい大先輩でいらっしゃいますが、いつも素晴らしい音楽性とお人柄に心を打たれながら共演させていただいています。
いつかご一緒に録音を、と思っていたことが、今回実現しました。
ヴァイオリンの古澤巌さんは、小学1年生からの同級生。私がフルートを始めるはるか前からのお付き合いで、放課後によく遊んでいた幼なじみです。演奏家になってから共演したとき、 「バレリーナになるとばっかり思っていた山形さんが、フルーティストになるなんて」と、不思議そうにしていたことが忘れられません。
彼の持つ多面性、いつも変化を求め続けている真摯な姿勢からは、多くの刺激をいただいています。
荘村さん、古澤さんとのピアソラ「オブリビオン」は是非お聴きいただきたい一曲です。
CD「Anthology 〜愛のアンソロジー」のリリース記念日となったからです。
私にとって、セルフプロデュース第2弾となるこのアルバムには、数々の愛に満ちた曲が詰まっています。
自然に対する愛、家族へ、神様へ、そして大切な人へ…。どれほどの愛が様々な音楽に込められてきたことでしょう。そのような中から、私が選びに選んだ素敵な曲を、大切な音楽仲間の皆さんと心を合わせて演奏したアルバム、それが「愛のアンソロジー」なのです。
共演してくださったのは3人の素敵な男性方。
ギターの荘村清志さんは、仲間とお呼びするにはおこがましい大先輩でいらっしゃいますが、いつも素晴らしい音楽性とお人柄に心を打たれながら共演させていただいています。
いつかご一緒に録音を、と思っていたことが、今回実現しました。
ヴァイオリンの古澤巌さんは、小学1年生からの同級生。私がフルートを始めるはるか前からのお付き合いで、放課後によく遊んでいた幼なじみです。演奏家になってから共演したとき、 「バレリーナになるとばっかり思っていた山形さんが、フルーティストになるなんて」と、不思議そうにしていたことが忘れられません。
彼の持つ多面性、いつも変化を求め続けている真摯な姿勢からは、多くの刺激をいただいています。
荘村さん、古澤さんとのピアソラ「オブリビオン」は是非お聴きいただきたい一曲です。
そしてピアノ演奏、編曲を担当してくださったのは、作曲家の加藤昌則さん。各方面でご一緒していただいていますが、優れた感性による独自の世界をお持ちです。
この5年間、私のレパートリーを彩ってくださっており、今回は書き下ろしの大曲「トスカ・ファンタジー」で腕をふるってくださいました。
その他、フルートでは演奏されることのなかった曲なども発掘し、自分ならではのスタイルを追求して演奏してみました。時間をかけた選曲や収録を通し、私も愛について深く考える機会を得たのは、とてもうれしいことです。フルートを一層好きにもなりました。
思えば、前回発表したCD「Luce 〜ヴェネツィアの光と夢」を収録したサン・サムエレ教会には、聖バレンタインが祀られていました。
私にたくさんの素晴らしい宝を与えてくれたヴェネツィアに思いを馳せるとき、聖バレンタインにお守りいただきながら演奏できたことに感謝してきましたが、今回バレンタインデーにリリースする運びとなったことに、また新しい何かのお力をいただいたような気持ちになりました。
「アンソロジー」とは詩集のこと。
愛を感じてみたいとき、愛する方とご一緒のとき…。
詩集のページをめくるように、このCDをお聴きいただければ、と願っています。
2011年2月吉日
山形由美
山形由美