From Yumi
No.66 新サイト「ヴィア アリエッタ」をよろしく!
私にとって、初めてのHPが世に送り出されてから、早や5年あまりが経ちました。その間、数え切れないほどのたくさんの方にご覧いただいてまいりましたが、本日、新サイト「Via Arietta」(ヴィア アリエッタ)が誕生しました。そしてこのページが、今までほぼ毎月欠かさずに書いてきたエッセイ「フロムユミ」No66になります。
「フルートは風」
そんな気持ちで楽器を吹き続けてきたので、いつも自然に風を思い起こさせる言葉に気持ちが引き寄せられてしまいます。ですからもちろんこのサイトにも、風にちなんだ名前を付けたんですよ。
Viaというのは「通り」、そしてAriettaはそよ風を意味するイタリア語です。「ヴィア アリエッタ」はいうなれば「そよ風の道」でしょうか。
サイトを訪ねてくださる度に、爽やかな気分になっていただけたら、という願いがこもっています。
「フルートは風」
そんな気持ちで楽器を吹き続けてきたので、いつも自然に風を思い起こさせる言葉に気持ちが引き寄せられてしまいます。ですからもちろんこのサイトにも、風にちなんだ名前を付けたんですよ。
Viaというのは「通り」、そしてAriettaはそよ風を意味するイタリア語です。「ヴィア アリエッタ」はいうなれば「そよ風の道」でしょうか。
サイトを訪ねてくださる度に、爽やかな気分になっていただけたら、という願いがこもっています。
そしてちょうど今日から1週間後の6月25日(水)、大切な思い出の詰まったアルバムが復刻され、一斉に再発売されることになりました!
この7枚のCDは、1886年のデビューから6年の間にリリースされたもの。生まれて初めてのレコーディングから、ロンドンのアビーロードスタジオで録音されたものなどを含め、意味深いものばかりです。その当時としては最新の技術でレコーディングしてきましたが、時を経て更に音質を向上させるためにデジタル・リマスタリングを施し、今回の再発売に至ったわけです。スタジオでその作業に立ち合いましたが、サウンドが磨かれ、鮮やかさを増したのには驚きました。
「風」をテーマに作品作りを始めたのもその頃。様々な風景に吹く風をイメージして曲を起こしたり演奏したり。今では珍しくなくなったコンピューターの打ち込みサウンドをバックに演奏したのも、フルーティストではおそらく私がハシリではなかったでしょうか。
クラシックはもちろんのこと、フランス人の作品を久石譲さんにアレンジしていただいたり、オリジナルの楽曲を大好きだったポップスの作曲家、林哲司さんにお願いして書いていただいたりもしました。当時出演していたCFやテレビ番組で流れていた曲もあり、懐かしく思います。この7枚は、いうなれば私の青春の記録かもしれません。
今回、サイトのリニューアルと、CDの復刻は偶然にも重なりました。
こうして、新サイト上でその情報をお伝えできることをとてもうれしく思っています。
これからも、山形由美、そしてオフィシャルサイトをどうぞよろしくお願いいたします!
2008年6月18日
山形由美
山形由美