From Yumi
No.12 春に備えて
窓の外は、白い雪と茶色の木々が美しいコントラストを見せています。
この冬は例年にない暖冬で、雪のないまま年を越したのですが、最近の寒波によるまとまった雪が、今も消えずに残っているのです。
4年前に那須に移ってきてびっくりしたのは、冬の厳しさでした。
都会に吹きすさぶ北風の寒さとは違う、凍り付くような空気の冷たさは、体の芯までしみ通るようです。
でも、暖かい部屋に入って、その冷たさが溶けていくときの心地よさはたまりません。
そして澄み切った空の美しいこと。
夕暮れにはインクを流したような藍色が濃くなり、木の梢には、月や星が瞬き始めます。
こんな季節ならではの暮らし方を工夫するのもなかなか良いものです。
外で運動するかわりに、音楽を聴きながら室内バイクをこいだり、今はやりの1mウォーキングをしたり。朝晩の気功も欠かせません。
そして長い夜には、じっくりと本を読むことが多くなりました。
暦ではもうすぐ立春。よく目を凝らしてみると、木の枝が少しふっくらとしています。
まだまだ寒いのに、中では春に向けて動き出しているのですね。
今年の春はフル回転の忙しさ。
私も心身を充実させて、来る春に備えたいと思っています。
この冬は例年にない暖冬で、雪のないまま年を越したのですが、最近の寒波によるまとまった雪が、今も消えずに残っているのです。
4年前に那須に移ってきてびっくりしたのは、冬の厳しさでした。
都会に吹きすさぶ北風の寒さとは違う、凍り付くような空気の冷たさは、体の芯までしみ通るようです。
でも、暖かい部屋に入って、その冷たさが溶けていくときの心地よさはたまりません。
そして澄み切った空の美しいこと。
夕暮れにはインクを流したような藍色が濃くなり、木の梢には、月や星が瞬き始めます。
こんな季節ならではの暮らし方を工夫するのもなかなか良いものです。
外で運動するかわりに、音楽を聴きながら室内バイクをこいだり、今はやりの1mウォーキングをしたり。朝晩の気功も欠かせません。
そして長い夜には、じっくりと本を読むことが多くなりました。
暦ではもうすぐ立春。よく目を凝らしてみると、木の枝が少しふっくらとしています。
まだまだ寒いのに、中では春に向けて動き出しているのですね。
今年の春はフル回転の忙しさ。
私も心身を充実させて、来る春に備えたいと思っています。
2004年2月1日
山形由美
山形由美